若潮マラソン 21〜30キロまで


エコーとコサビ。
冷蔵庫上のベッドでピッタンコ。
仲良しね。可愛いなあ。
こうしてみると、コサビもお姉さんぽくなってきたね。
来月はみんな誕生日だね。
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例の工作糊なエネルギーを補給し終わり(あきらめて全部飲みました)
両腕を頭上に上げて、ストレッチ。
チタンネックレスをもってしても、次第に肩と腕と肩甲骨付近に重さが出てくるので、しょっちゅうリセット。

22キロくらいを超えたところから海沿いの平坦コースが終わり、山に入ります。
景色も空気も変わります。
風も少しだけあって、気温も少し低くなります。
タイムは確かキロ6分30秒前後。

高低表を見てもらうとわかりやすいですが、一つ目の急坂が登場します。
すでに歩いているランナーもちらほら。

走りながら深呼吸。
「行くよ」と自分。「オーケー」と自分。
前を見ない。地面を見る。前傾。
腕を後ろに引く。
ペースは落ちてもいい。再確認。
足運びも自然に小さくなります。
外から見たら、ほとんど歩いているように見えるんじゃないかな。
きっとキツいだろう、無理しないで行こうと予想しながら登り始めると、
あれ、あれれ、スイスイ進む自分の足。
歩くランナーを次々に追い越して「あっ」という間に登り切っていました。
おや。これは、ラッキーかもよ。
遅いと思っていたペースも、体力温存にはなっていたのだな。
悪くなかったかも。思わずニヤリとしそうになります。

坂を下ります。かなり急です。
下りは、ペンギンさん。
腕を下ろしてあまり振らない。スピードを出しすぎないけど遅すぎない。
小走りのように小さく刻んで、でもストッパーをかけない。膝に負担をかけない。
楽に、楽に。

山ゾーンの家並みが集中している地域。
私設エイドを出している方がたくさんいます。
ご好意でボランティアで提供してくれているのです。
子どもたちがクッキーなどを詰め合わせた大きな四角い入れ物ごと、差し出してくれます。
水を用意したテーブルが出ています。
おばさま達が、皮をむいたみかんを4つくらいに分けて、手渡してくださいます。
とっても美味しくて、うれしかったです。
ありがとう、ありがとうございます。

そうこうしているうちに、25キロ地点を超えて、26.5キロあたり。
下り坂の先にセブンイレブンが見えきました。
(この辺りの記憶は鮮明!)
応援の方々の中、コースの反対側に見覚えのある夫のグリーンとアトムの紫色のアウターが見えました!
わーーーー!!!
下りながら、思わず大きく手を振ってピョンピョン飛んでしまう私。
(完走後に聞くと、夫はそれを見て「うわー、飛ぶな!跳ねるな!体力を使うんじゃない」と思ったと笑っていました)
アトムが「おかあさーん!」とコースに飛び出てきて「あぶないよー」と制した後が
先日の動画の通り。
エイドではちょっと立ち止まるともう走れないような気がして、(実際ペースが乱れて走り出しがキツくなる)
ほとんど通り過ぎるようにきたのですが、
夫とアトムを通り過ぎるなんてできなくて、反対側まで行って立ち止まって会話しました。
「すごい楽しい」と言っていましたね。
一つ目の坂を超えても元気でした。
嬉しかった。ほんとに嬉しかったなあ。

手を離さないアトムを振り払うようにして走り出します。(ごめん。母は走る)
きっと名残惜しくて、私の背中に向かって
「ゴールまで行くの?」と叫んだアトムに「行くよ!」と答えたこのやりとり。
「ゴールまで完走する」という決意を、自分の中の自分や足たちとの会話じゃなく、初めて外に出したような、他の人にも伝えた瞬間になったような気がしました。
ありがとうアトム。君はすごいね。

このあと、2回目の急坂。
ベテランの応援の方(コースを熟知している!)が歩き始めてしまったランナーに「体を冷やさないようにね!がんばって」と繰返し声をかけています。
竹林の近くで、華やかな鎧兜フルセットを身につけたおばあさまが応援しています(お宅のお宝?!)

私は二人と会えた興奮をキープしたまま、難なくクリア。(なんでこんなに楽にいけちゃうのか??自分が不思議)
急な下り坂もクリア。
未だどこも痛くない。息もあがらない。足は動いている。

そうそう、エイドステーションに「スポンジ」があります。
水をたっぷりしみ込ませた、体を洗うような大きさの四角いスポンジです。
子供達の中でも、特に小さい子たちが担当してくれています。
一生懸命用意しています。可愛いです。
今回、膝に痛みが来るのが一番怖かったので、エイドの度にタイツの上から膝をぬらしてアイシングしました。
「シューズに水がかかると不快なのと、マメの原因にもなる」と読んでいたので、注意深くやったつもりが
慣れなくて、毎回濡れてしまいましたがうまく乾いてくれました。
タイツを濡らすと気化熱ですーっと冷たくなり、気持ちよく膝が冷えます。
おかげで炎症を抑えながら走れたような気がします。

30キロ地点です。
自分史上、30キロが最長距離。
超えられるんだ!やっと。そう思いました。
昨年、キャンプ場で知り合った同年代のママさん(三人のお子さん!)で、先日、初フルマラソンを完走した方がいます。
30キロのトレーニングがキツかった!という私に
「でも、これで本番は30キロまでは楽に行けると思います」とメッセージを下さっていました。
本当でしたよお、30キロまで楽にこれました。心の中で話しかけました。

続きます。

by mizuiropinkchan3 | 2016-02-07 00:37 | | Comments(0)

生後2週間の子猫を育てる800gまでの猫道、改め1.5kgまでの猫道、改め行けるところまで。


by mizuiropinkchan3